Tael&Tatl テールとテトル

おしゃべり好きの暴露話。

ウェブ系PMをしている大先輩からのアドバイス

こんにちは、鳴海です。

今回、就職活動にけじめがついて、過去にインターンシップ先の企業さんでお世話になった方々にお会いしたいと思い、HCMCとBKKに行ってまいりました。

その中で、HCMCでWeb系PMをしている方に、コンサルタント、PMの弟子としてどういった立ち位置でこれからの仕事をしていけば良いのかをお伺いしてきました。

 その先輩について

先輩の方はデザイナーからプロジェクトマネージャーに転身していった30代半ばくらいの女性のかたです。PMされて何年かはあまりお伺いしていませんが、僕がインターンしている会社ではアジャイルスクラムを試しながら受託開発のPJと自社ソフトのPJの管理をしていました。その方がおっしゃっていた事を幾つかにまとめるとこんな感じです。

1,PMの人も人間である。完璧な人間などいない

2,プロジェクトの8割が大なり小なり炎上する。

3,PMになった時に、周りに対して「自分と同じくらいできる」と過信すると炎上する。

4,炎上するタイミングがPMとしての姿勢の再構築の唯一の機会。

5,PMとメンバーに上下関係など存在しない。上から目線だったりするのが言ってなくても態度で伝わることがある。

 

1つずつ見ていきましょう。

1,PMの人も人間である。完璧な人間などいない

当たり前のお話ではありますが、上司が優秀でこの人やばいと思った時ほどこれらの認識が抜けやすくて危険だと言っておられました。その先輩曰く、炎上したPJの火消しに会社内で神的な存在の先輩2人がアサインされたが、結局彼らにもなかなか対処できなかった。とのことです。

もちろんこれはPMに限った話ではなく、営業や部長などの領域でも同じことがいえますが、彼らがすごすぎるがゆえに人間として認識できなくなることがあり、彼らをキレさせたり潰してしまうことも100%無いとは言い切れないです。

 

2,プロジェクトの8割が大なり小なり炎上する。

その先輩が「プレイヤーが一番最初に知っておくべきこと」と言って強く主張していたことが、こちらになります。なんだかんだで炎上するし、させたことのないPMなんて見たことはない、だそうだこと。(PMにも業界差があるかもしれませんが)

炎上した際に、火消しがうまくいくかもメンバーの対応のやり方やモチベーション、取り組み方次第なところは必ず存在します。炎上に対する認識を予め持っていれば、火消しも上手く行きやすいと思います。

 

3,PMになった時に、周りに対して「自分と同じくらいできる」と過信すると炎上する。

こちらのアドバイスは、僕がマネジメントする側になった時を踏まえてのアドバイスでした。1つ目のアドバイスと同様に、これはPMに限ったことではなくてすべての人間関係で言えることだと思いますが、、。人間、自分を基準に全て考えてしまう傾向があるので、それらをいかに払拭して客観的に状況などを見ることができるかがマネージャー、管理者層として活躍できるかにかかっています。

その中で、自分が超スピートで出世してきて、人に指示出しをするときも自分の作業効率をベースに仕事を振るため、思った以上に進捗状況が悪いパターンがあるそうです。もう一つは、自分が優秀じゃなかったけどたゆまぬ努力をしてきて今の地位に上り詰めた、根性型の上司になると「こんなヘボな自分でもこれだけガッツ持って続けたらできたんだ、お前もできる!」とナチュラルに考える方です。自分は自分、メンバーはメンバーと割りきって客観視することがいかに難しく、重要かがわかるかと思います。

 

4,炎上するタイミングがPMとしての姿勢の再構築の唯一の機会。

炎上する=期待値の設定や進捗の設定がうまくいかなかった時です。そういった機会がPMとしては改善する機会として一番わかり易い機会です、とのことでした。

こちらもまぁPMじゃなくとも営業でも同じことが言えるのですが、とPDCAを回しながらおかしいな、と思った時に改善できなければそれからの改善は永遠にありえないですからね、、、。

もちろん、炎上する前に前回のPJ運営の問題点を発見したり、良い点悪い点を評価することが究極的には未然な解決策なので、そちらができるのであればぜひしていきたいと思っています。というかそれくらいゆとりを持ってプロジェクトの合間に時間を採れるほうが将来的に伸びしろは大きいかもしれません。

 

5,PMとメンバーに上下関係など存在しない。上から目線だったりするのが言ってなくても態度で伝わることがある。

指示をだすものが上、受けるものが下の立場になると幼少期の義務教育からの経験上考えやすいですが、仕事の上ではそのような上下関係はありません。超優秀なエンジニア、プログラマーもいれば、ひよっこなPMも居り、プロジェクトはメンバーとマネージャーの2者が居て、信頼関係を獲得した上で初めて成り立ちます。

このような前提を忘れてしまってPJ管理をしているとコミュニケーションロスや情報の錯綜が発生する傾向があり、それが炎上する火種になりかねません。官僚的、上下関係的な仕事はどんどん減ってきていて、下のものも従うのが当たり前ではなく正しい意見があれば正しい判断の上進められるか棄却されるか決められるべき、と考えるようになってきています。そういった新しい価値観も踏まえ、平等に協力しあっているという認識が大事になってきます、とその先輩はおっしゃっていました。最終的には淘汰されそうですね。

また、PMという職業は職業柄、マネジメントする自分に対して全能感を感じやすい仕事です。こんな職業柄なかなか先輩や後輩に問題のヒアリングや相談などをせずに解決しようとする方も中にはいるそうですが、そういった時もプライドを捨て、素直に上司や同僚などに相談できることが重要だと言っておられました。僕も気をつけます。

 

結局どの仕事でも同じことな気がする

このように先輩からの5つの気をつける点をご紹介しましたが、究極的に言えばどこでも考えるべき、普遍的な注意点だ、と言えるかもしれません。(勝手な憶測ですが)、逆に行ってしまえばこれらの注意点を気にしながら仕事ができている方はあまりいらっしゃらないのかもしれません。

(経験則ではありますが)、注意すべき点は何度も見返しても忘れてしまうものですし、むしろ忘れたころに降ってくるものだと思っています。それに備えて、何度も見返せるようにメモなどで見えるとこにおいておくことを個人的にはおすすめします。

このような先輩の失敗から生まれたありがたいお話なので、また色んな所で気にしていただけると僕も嬉しいです!ぜひ使ってみてください!

 

 

鳴海