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Tael&Tatl テールとテトル

おしゃべり好きの暴露話。

権力の終焉の理論が現実で起きていた話

こんにちは、鳴海です。

一ヶ月前に東京の都知事選があったり、オリンピックがあったりして、世間は常に新しいニュースで追われていて消費社会を感じている日々を暮らしています。

今日は最近読み続けている本についてご紹介。権力の終焉という名前の社会学系の本です。

 

権力の終焉

権力の終焉

 

 

どんな本なのか

近代になって、権力とはかなり脆弱になっている。それらの状況について権力の古典的な理論から最新のデータを利用して、いま起きている変化を突き止め、どうなって行くのかを考察する、というような本です。正直言うとむちゃくちゃ長い。でも書いてある内容はデータを元に解説されているので信憑性は高そうです。ビジネスを知るためにはかなりいいレベル感の本なのではないでしょうか。

 

 

 都知事選(2016)で起きたことがこの本に全部書いてある

甘く見て「全部」と言ってるわけではありません。本当に本に書いてある説明の殆どを今回の舛添さんの辞任から小池さんの選挙の歩き方まで、本当に網羅的に説明できるんじゃないかと個人的には思います。

司法機関とメディアが行う権力者のスキャンダル暴露や、小池知事のような小さな反旗を翻した人々に対して過去の大きな勢力ができることが制限されてきている状態についてなど、本を読みながら咀嚼をしていくとなるほどそういうことかと納得できることが多いと思いました。 

巨大勢力は小さな革新家を止める力はない、巨大勢力が下手に手を打てば逆に仲間が寝返る、などやなんでこれまでの巨大勢力が地位を確立できていて、最近その確立が危ぶまれるようになったのかなど、世の中の流れを知るためにはとてもいい本だなあと感じました。この様に起きたことが何年か前に刊行されたはずの本に書いてあるのです。本当に未来予知というのはこういうことを言うのか、と思えるほどでした。

 

同じような権力の下克上が今後もあらゆる業界で起きる

個々に書いてあることが起きるのは政治の世界だけではありません。もちろんインフラもサービスも流通もなんでも起きる可能性があると思っています。その中でじゃあ巨大勢力側にいる人々はどうなってしまうのか、どう問題に対処すべきなどが書いてあります。もちろん小さい革命を起こす側のやり方も書いてあるので、自分のポジションに合わせて参考にできる部分は少なからずあるでしょう。

 

この本を読んでからニュースの裏側の骨子が見えるようになってきたので、仮に政治に興味がなくともニュースに興味がなくとも世の中を知るために、ぜひ一度読んでみればと思います。興味を持たれた方はぜひ本屋で立ち読みでもいいので手にとって見てみて下さい!

 

鳴海